余は如何にしてドラクエ3信徒となりし乎【めも】

謝罪

僕にとってドラクエ3ほど面白いゲームは少ない。
ただ、シリーズファンに対し謝らなくてはいけないのだが、
正直ストーリーはどうでもいい。キャラデザもどうでもいい。
僕はタイムアタッカーである。
以下、主にそれについて語る。

ドラクエやりこみ概論

レベル上げ、アイテムコンプ

一番オーソドックスかつ一般人でも可能なものだ。
淡々と敵を倒し、レベルを上げ、金を貯め、ドロップアイテムを入手し、俺TSUEEEEEEE感を満喫するというもの。

低レベルクリア

文字通り、可能な限りレベルを上げずに進め、クリアを目指すというものだ。
界隈で最も有名なのは勇者まつもと(参照)であろうか。
勇者がレベル1のまま1人でフィールドを歩き、死ねば教会からやりなおし(ボス戦のみレベルをあげた武闘家にまかせる)、という涙ぐましい努力によって達成されたものである。
私の知人ではwildcats氏(参照)がやっているが、彼は本格的で、レベル4とかのキャラクターを率いてキチンとラスボスのゾーマまで挑むというものである。
前者はとにかく「敵と遭遇しない時が来るまでやりつづける」、後者は「いかに味方と敵のステータス・特性を分析し、最適化された戦いをするか」が肝要である。

タイムアタック

クリアするまでの時間を競う。
ドラクエ3はじっくり遊んで30〜50時間でシナリオが終わるのだが、
実機にせよTASにせよ3時間弱でこれを終えるというものである。
これは私の専門でもあるので、詳細は後述する。


他に「パーティー制限プレイ」「回復禁止プレイ」といったものもあるが、今回は割愛させていただく。

RPGにおけるタイムアタック概論

タイムアタックというと一般にレースゲームやアクションゲームを想起する方々も多いだろうが、RPGにおけるそれも相当深い。
アクション系と一番大きな違いは、コントローラーの操作技術そのものは比較的求められていないということである。
世界トップレベルのアクションタイムアタッカーは、ほぼ確実に動体視力や反射神経といった先天的な優位性がある。もちろん訓練によりある程度の向上は可能だが、限界はある。
一方RPGにおけるタイムアタックは、電源を入れる前に8割はタイムが決まっているので、熟考型の人間に有利なわけだ。

タイムアタックにおける基本テクニック

基本的に、RPGは何周かすれば勝手に進行が早くなる。が、初プレイの1/10にまでタイムを縮めるなんて普通の人には見当もつかないだろう。というわけで基本テクを以下列挙していく。
・エンカウントリセット
超重要。
敵と遭遇することをエンカウントというのだが、ドラゴンクエスト3(SFC版)の場合歩数と共にランダムでたまる「エンカウント値」が一定値に達すると発生する。
このエンカウント値というものはダンジョンや町の入り口、階段を出入りすると0からやり直しとなるシステムになっている。
つまりキャラクターが歩くとき、プレイヤーは常にエンカウント値がどれくらいたまっているのかを脳内で計算しつつやらなければならない。「そろそろ敵が出るな」と思ったならば、多少遠道になっても階段か町をいったん踏むようにするだけでエンカウントは激減し、ゲーム進行は劇的にはやくなる。
また、フィールド上で「闇のランプ」というアイテムを使うとエンカウント値はリセットされる。夜間はエンカウント値が増えやすいので極力使わないようにしたいものだが、遠洋を船で渡る時には考えておきたい。
・カネの最適化
テクニックでもなんでもないのだが、これもものすごく変わる。
・「ここまでフィールドを歩いた時に敵から得られるカネの期待値はいくらか」
・途中で入手するアイテムを使うべきか売るかの判断
・買うべきアイテム、装備の検討
・パーティーの検討、レベル上げの集中化
最強パーティーと最速パーティは全然違うのでいろいろ試したり上級者のパーティーと同じにするとよい。
ちなみに勇者、戦士、魔法使い→戦士、盗賊→賢者の4人がタイムアタッカーの間では多い。僧侶は甘え。
またレベル上げは漫然としても無駄なので、経験値の高い敵をいかに集中的に効率的に倒すかを検討する。
ドラクエ3の場合はアイテム売りまくったカネでどくがのこなを購入したらガルナの塔メタルスライム
狩りまくるなどといったものがある。

TASとRTAの違い

タイムアタックと一口に言ってもTASとRTAは根本的に違うものである。
前者はツール・アシステッド・スピードラン(参照)のことで、要するに理論的にありうる最速パターンを
エミュを用いて再現することである。
エンカウント値が一定に達しないように歩くので敵はほぼ出ないし、
ボスの攻撃は絶対に当たらない。(当たらない時がくるまでリセットし続けるので)
たまに敵が出た場合にはいきなりはぐれメタルで、先制攻撃で会心の一撃が出る、
といった具合なわけである。


一方RTA、リアルタイムアタック(参照)は


ああめんどくせぇうんこ

はてな、アカウント開設。

twitterって流れていくばかりで用途によってはビミョーだよな、っていうのがあったので。
ていうか昔と仕様変わったのね。たぶん、初心者はこっちのほうが使いやすいと思う。

【2011/9/21追記】
とか言ったけどそこまで長文書くのだるいんで放言を適当に貼っておくことにする